子育て中でも心に余裕のある人はなぜ?子どもを余裕のある人に育てたい!

余裕のある子育てをしてる人の心理とは

人は自分の思うように育ててもらえると、相手の思うようにしてあげようと思えるようになります。

裏を返せば自分の思い通りに行かなくてもまぁいいわ、と思えるようになるのです。

育児中なのになぜか余裕のある人がいますね。

焦ったりイライラしたりせず、何故かいつもゆったりしているような人。

こんな人は子育てが思い通りに行かなかったとしてもま、いいわ、と思えるのでしょう。

自分の思い通りにものごとを進めたいという切迫した感情がないのでしょうね。

どうして余裕のある子育てが出来るの?

なぜかというと、幼い頃、感情や思いを親に受け入れてもらえていたからだと想像がつきます。

だめなものはだめと当然しつけはあったでしょう。

しかし、気持ちを受け止めてもらっていたのでしょうね。

そして親の態度は基本的に子供の望みを叶えてやろうというものだったのだと察します。

人は親に望みを叶えてもらいながら成長すると、人に望みすぎることがなくなります。

少しのことで満足できるようになるのです。

もちろん、向上心がないわけではありません。

しかし、幼い頃の自分の世界の全てが親や家族だった頃に、望みを叶えてもらいながら成長すると、世界の全てが安心感でいっぱいになります。

自分の人生は安心に足るものという基本的な感情が根を張るのです。

そうすると、いつも安心していられますからイライラしませんし、人を自分の思い通りにしようと操作しようとしたりせずに、状況を落ち着いて判断し、受け入れそして、対処することが出来るようになります。

状況に抵抗しないで、しかし、流されることなく判断し、対処する。

そういう行動がたやすく出来るようになります。

基本的信頼感を育む子育てをしよう

自分がこうして欲しいと思ったとおりに親が接してくれることで、親を信頼する感情が出来上がります。

その感情を基本的信頼といいます。

アメリカのエリクソンという精神科医の理論です。

この基本的信頼感があると人に対する信頼感と自分自身に対する信頼感が持てるようになります。
人に対する信頼感があるとその人をそのままにしておけます。

そのまま信頼することが出来るからです。

基本的信頼感は人を信頼する感情ですが、それはそのまま自分を信頼する感情となります。

自分はどうしてか大丈夫、という安定した自信のようなものを持つことができます。

この安定した自分自身に対する自信は人が生きていくうえで大変大切なものです。

お金を持っている、物を持っている、そんなことよりもこの基本的信頼感を持っていることのほうが、子供にとって大変な財産になります。

人との間で緊張することがないので、自分の持っている力を発揮しやすく、失敗してもすぐに立ち直ることができます。

自分に対する良いイメージがあるのでくよくよ悩まないで済むのですね。

勉強が出来るのもいい、スポーツが出来るのもいい、音楽や芸術を頑張るのもいい。

でもそれと同じくらいまたはそれ以上に、基本的信頼感を育ててあげて欲しいと思います。

赤ちゃんの頃にいちばん発達しますが、その時期を過ぎてしまっても大丈夫ですから、出来るだけ子供の望みを叶えてやるように心がけて育児をすることが大切でしょう。

子どもの望みを叶えるのは子どもに媚びることではない

誤解のないように書きますが、子供の望みを叶えてやるというのは子供に媚びたり迎合したりすることではありません。

出来ないことは出来ないと言っていいのですが、子供の心を傷つけないような言い方をしてやって欲しいと思います。

そして、子供がそうして欲しいと言った気持ちをくんでやって欲しいと思います。

子供がお母さんお父さんにしか出来ないことを望んだときは、出来るだけ叶えてやって欲しいと思います。

幼い頃の望みは本当に可愛いものです。

抱っこして、一緒に遊んで、というものが多いでしょう。

これが食べたいというものもありますね。

叶えてやってください。ワガママな子にはなりませんから。

子供の望みを叶えるとわがままにならない?

子どものいうことを聞いていると子どもがつけあがると思っている方がいらっしゃいますが、そうではないのです。

親に希望を言えば親が叶えてくれる、または自分の思いを受け止めて希望を叶えようとしてくれるなら、逆に素直な子に育ちます。

上に書いたように親に対する信頼感が育つので、親の言うことを聞く子になるからです。

ただ、副作用もありますよ。

自分がこれ!と思ったことは曲げない子になることもありますし、自分の考えをはっきり言うようになりますから、適当な対応をしていると思春期には真剣に子どもと向き合うことも出てくるかもしれません。

でも子どもの人生には幸福感が多くなるでしょうね。

それに幼い頃の望みを叶えてやらないでいると大きくなってからもっともっと、お金や体力のいる要求をしてきます。

そのときになって叶えてやろうと思ってもなかなか難しいこともあります。

幼い頃の要求はたわいのないものです。

そして幼い頃ほどこの基本的信頼の感情が豊かに育ちますから、乳幼児のいらっしゃるお母さんお父さんには頑張って欲しいと思います。

私の育児の考えの基本になるのが「子どもへのまなざし」の著者、佐々木正美先生の考え方です。

子どもへのまなざし

佐々木先生はもうお亡くなりになってしまいましたが、臨床の現場でずっと子供たちに接してきた児童精神科のお医者様でした。

私は先生の講演には何回も出かけてその優しい語り口のお話を聴きました。
穏やかな暖かい話しをしてくださる先生で、お話を聞いて帰るときには早く子供たちに会いたくてたまらなくなるほど子供たちが愛おしくなりました。

子どもの心を育てることでメンタルの強い子や社会性のある子に育ってほしいと思われるならこの本をお勧めします。

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