小2の子どもを頭ごなしに叱って泣かせて後悔した話

子どもの言葉を嘘と決めつけた私

今日のことです。

ゲームをやり始めた子どもに「お風呂沸いたよ~。」と言いました。今始めたばかりなのに、などぶつぶつ言いながらもお風呂に行った下の子。

しかし5分もしないうちに出てきました。

そのときの私の状態は良くなく、イラだっていました。

信じられないカラスの行水の子どもの行動にイラっときた私は「ちゃんと温まりなさい。」と言いました。

そして、普段は言わないことをくどくど言ってしまいました。

このときの私の心の中では

「ちゃんと温まった。」と言ったけれど嘘をついている

その証拠に時間をかけないでさっとお風呂に入ったときは、お風呂から出たばかりだというのにヒーターの前で本を読んでいることが多い。

温まっていないのに温まったと子どもは嘘をついているに違いない。

こんな風に結論をだしました。

そして「だって、こんな短い時間でからだが温まるわけがないじゃない。」

「もう少し入ってた方がいいよ。」

といつもより強い調子で言ってしまいました。

子どもはいつもよりお母さんが怖いのでしばらくお風呂に入っていましたが、早く出たいのか出ようとしますので、再度「ちゃんと温まったの?」と聞いてしまいました。

「本当はゲームがやりたかったから慌ててお風呂から出ようとしたんでしょ。ゲームは逃げないのよ。」ぐちぐち....

泣いた子に謝っても後の祭り

「ちゃんと温まったよ!」という子どもに「こんな短い時間で温まるはずないじゃない!」と頭ごなしに決め付けた発言をしてしまいました。

そして私がお風呂から出ていったとたん、子どものすすり泣く声が聞こえてきました。

あ、やってしまった!

私がすぐお風呂に戻りますと、子どもは頭からバスタオルにくるまって泣いていました。

ひっくひっくとしゃくりあげる声。

やせて細い体がますます小さく弱々しく見えます。

「ごめん、お母さん今日はイライラしてて、今ひどいこと言っちゃったね。」

と謝ったのですが、子どもはなかなか動こうとせず、動いたと思ったらベッドに入って布団をかぶってしまいます。

そこでパジャマを着せてやりながら

「お母さんは時間が短かったのでおかしいと思ったけど、本当に自分ではちゃんとお風呂に入ったと思ってたの?本当は自分でもちゃんと入ってなくて、お母さんの言うとおりだなと思ったりはしなかったの?」と聞きました。

すると「お母さんの言うことは違う。僕はちゃんとお風呂に入った。短い時間だとかそういうのはわからないけれど、ちゃんと入った。」というのです。

子どもを信じてやれなかったことを後悔

私はこのときに頭ごなしに叱ってしまったということに気付きました。

私は絶対子どもは嘘をついていると思ったのです。

子ども自身も嘘をついていることをわかっていて確信犯で嘘を言っていると思っていました。

でも子ども自身は嘘をついているわけではなかったのです。

それなのに私が頭ごなしに「こんな短い時間で温まるわけがない。」と言い募るので自分を理解してもらえないと悔しくて悲しくて泣いてしまったようです。

本当にひどいことを言ってしまったと後悔しましたが後の祭りです。

「ごめんね。ごめんね。お母さんが悪かった。お母さんはあなたが嘘をついていると思い込んでいたけれど、そうじゃなかったんだね。」

「あなたがちゃんとそうじゃないんだよと言ってくれたからわかったよ。言ってくれてありがとう。」

頭から布団をかぶってかたくなになっている子どもの背中をさすりながら言いました。

子どもはしばらくそのままにしていましたが、寝てしまいそうだったので、歯磨きの仕上げだけをするね、と言ったら口を開けてくれました。

(うちではまだ仕上げ磨きをしています。10歳過ぎるまでやるように言われているので…)

仕上げ磨きをしているうちに、子どもは目が覚めたといって起き出しました。

機嫌が直ったようです。

ほっとしました。

子どもが絶対嘘をついていると思ってしまった

私は子どもは絶対嘘をついていると思っていました。

時間が短かったなぁと本人も思っているはず、それでもそれを指摘されたのでちゃんと入ったと嘘をついたのだと思いました。

しかし、子ども自身は本当にちゃんとお風呂に入っていると思っているのです。

ですから私の言葉はただただ、自分を責める言葉としてしか子どもは受け取っていなかったのでした。

今日は私の状態が悪くイライラしていました。

こういう日は何でもない些細なことで怒りを感じやすいのですね。

そのことはわかっていましたが、どうしても自分を抑えられませんでした。

大変後悔しています。

大人が思うより子どもは大人の言葉を理解できていない

最近、子どもの論理的思考を育てることや思考力のつき方などに興味があり、その分野の本を読んでいます。

本によると子どもの思考力はやはり大人とは違うので、大人が当然のように思うことや考えることを子どもは理解していなかったり、誤解していたりするそうです。

子どもは大人の言葉の意味や親のことばの意図するところが理解できなかったとしても、それを聞き返すことはしないそうです。

ですから、親の言うことがしっかり理解できていないことの方が多いのかもしれないと思いました。

親が怖いから強い調子で言われると言われたことをしないと許してもらえないから、理解しないままとりあえず言われたことをやっておけばいいや、という風になるのかもしれません。

そして、今回のやり取りで感じたことですが、お風呂で温まっている時間が短いという感覚が子どもにはわからないのだということなんです。

「短いかどうかわからないけれど、ちゃんと温まった。」

「お母さんはあんな短い時間じゃ温まっていないでしょ?というけれどお母さんの言うことがわからない。」

そういうニュアンスのことを子どもは言いました。

大人は当然のように子どもがわかっているものだと思ってしまいますがそうではないのだと思いました。

子どもの行動を見ると明らかにそれは違うでしょ、ということが多々あります。

それはこうでしょ、こういうものよ、と伝えますが、大人が当然のように考え行動していることを子どもが出来なかったりしなかったときに、頭ごなしに叱ってしまうこともあります。

当然のようにAはAでしょ、どうしてBなの?と。

しかし、子どもにとってはAがAであること自体がわからないのかもしれないと思いました。

今回の例でいうと、お風呂で温まる時間が短いということの意味が分からないということです。

そう考えると、穏やかにいつまでも穏やかに教えてあげるということの大切さを実感します。

親がしつけのために使う言葉が子どもは理解できないこともある

帰ってきたらランドセルは所定の位置に置くものでしょ。

靴はそろえてあがりなさい。

寝る前はお部屋のお片づけをしようね。

こういうことも、大人からしたら当然のことで、出来ないあなたが悪いのよ、となってしまいがちです。

でも、もしかしたら子どもはそのこと自体を理解できていないために、自ら行動できないのかもしれないと思いました。

子どもはわかっているはず、という親の思いは誤解なのかもしれない

理解できるようになるには個人差があるし、成長しないと理解できないことなのかもしれません。

大人が思っている以上に子どもは大人の言葉を理解できていないことが多いのかな?と思った出来事でした。

2008年に下の子が少学2年生の頃に書いた記事です。

下の子は小学生の頃は大人しいけれど頑固でした。

上の子はそのころ中学生でしたから、年が離れた兄弟です。

下の子は大人の中で育ったようなところがあって、言葉はたくみでしたけれど、理解して使っていたわけではなかったのですね。

この記事をこちらに引っ越すにあたって再度読んでいて、大学生になった子どもが小学生の頃にこんなことがあったんだと思い出して心が痛くなりました。

今の私だったらこんな風に叱ることは無いだろうと思いますが、若い頃の子育てですから仕方ないですね。

ここにいらっしゃる皆さんも試行錯誤して育児をされていることでしょう。

親だって人の子ですから、間違うこともありますよね。

でも、子どもへきちんと愛情を伝えていれば大丈夫です。

子ども自身が、お母さんはお父さんは、自分を愛してくれていると、子供自身が確信できるような言葉かけ、態度を子どもに与えてあげてください。

それが子どもを愛するということなんですよ。

もし、育児に悩まれているのなら、この本をお読みになることをお勧めします。

子どもへのまなざし

佐々木先生はもうお亡くなりになってしまいましたが、臨床の現場でずっと子供たちに接してきた児童精神科のお医者様でした。

私は先生の講演には何回も出かけてその優しい語り口のお話を聴きました。
穏やかな暖かい話しをしてくださる先生で、お話を聞いて帰るときには早く子供たちに会いたくてたまらなくなるほど子供たちが愛おしくなりました。

子どもの心を育てることでメンタルの強い子や社会性のある子に育ってほしいと思われるならこの本をお勧めします。

これからの子どもたちには、思考力がものをいう時代がやってくる

小学校で必修となるプログラミングでは何をするの? 小学校でプログラミング言語はやらない 2020年の教育改革でプログラミングが必修に...

これからの“まなび”には、用意された選択肢から正解を選ぶだけでなく、

自ら試行錯誤して答えを導きだし、

それを人にわかるように説明することが求められます。

これからの子どもたちに必要な力を自然と楽しく学べます。

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