親が条件付きの愛情を与えてると人を信用しない子供になり、さらに自分も信用しなくなる

親を信用しない

親を信用できない子供たち

小学校高学年から中学生までの子供たちグループインタビューの中でがホンネを語るという内容のテレビ番組を観ました。

その中で多くの子が親を信用していないとはっきり言います。

親を信用しない(信頼していない)子どもが多いんだなぁと私は落胆しました。

困ったことがあったら親に相談するか?というインタビューには「するとおおごとになる。」とか「しない。」とはっきり答えていて、私はとても悲しくなりました。

翌日同じ番組を見ていた知人は「身近な人ほど相談できないのかな?」と言いました。
ただ、私も何かあったら親に相談したかな?と自分の思春期のときのことを思い返していました。
私も相談するか?と聞かれたらきっと「しない。」と答えていたでしょう。
だからあの番組の子供たちのことを悲しい気持ちで見ていたというは、昔の自分を見ていたようで実はそのころの気持ちを思い出して悲しくなったのです。

親を信用できないと自分自身をも信用できないし、先生も友人も信用できない

親を信用できなければ先生も友人もそして、自分自身も信用できなくなるんです。

自分を信用できないというのはどういうことかというと、自分を信じられないということです。

自分で自分が信用できないんです。

つまり自信が無いということ。

そして、裏を返せば自分自身は他人から(親から)信用してもらえていないと思っているということです。

結局、世の中の人たち(自分も含めて)誰のことも信じられないということです。

程度の差はあると思いますし、本人は本当は信じたいんです。それは心の底からの叫びです。

親を信じたい、信頼したい、親に本当の話がしたい。

でも親を信じられないんです。

これは本当です。私がそうでしたから。

他人が信用できないのは基本的信頼感が欠如してるから

どうして他人が信用できなくなってしまうのかというと、エリクソンのいう基本的信頼感が欠如しているからです。

泣くことしかできない乳幼児の頃に本人が望んだことを出来るだけ望んだとおりにしてもらえると、基本的信頼感が豊かに育ちます。

親に頼れば親が自分のことをしっかり見てくれる、ケアをしてくれると心の底から信じられる気持ち、感情です。

乳幼児の頃親に頼ると親が自分の問題を解決してくれるを信じながら育った子は、親に対する信頼感をしっかり持ちます。

そしてそれが広がって他者に対する信頼感へとつながるのです。

さらにその感情が自分への信頼感になるのです。

親を動かせる自分を信頼するというか、難しいかもしれませんが、乳幼児の頃このような体験をたくさんすると心が健全に発達するんです。

逆に親に頼っても問題が解決しないことが多ければ、親を信用しなくなりますよね。

条件付きの愛情を与える親は子供からすれば自分の問題を解決してくれる親ではないのです。

自分の望みを叶えてくれる親ではなく、自分が親の望みを叶えているのですから。

親でさえ自分の望みを叶えてくれないと思いながら育った子は、自分自身を信用できなくなり長じて他者を信用しなくなります。

自分自身を信用しないというのは自信が無いということです。

基本的信頼感が育っていれば人間関係のつまずきを上手に乗り越えられる

基本的信頼感がしっかりと豊かに育っていれば、親への基本的信頼感を軸にして家族から友達関係や先生などの大人との関係などの周囲へと、他人への信頼感が広がっていくのです。

この他人への信頼感があると人間関係を豊かにはぐくむことができるのです。

小学生では友達と上手にかかわれるようになり、中高生になり、人間関係でつまずく時期でも上手に乗り越えていけるんです。

どうしたら基本的信頼感を上手に育むことができるのか

乳幼児を育てているお母さんお父さんには、出来るだけ子供の望むことを望むとおりに受け入れて接してあげてほしいと思います。

赤ちゃんや幼児の望みは食べたい、眠たい、遊びたいなどの原始的なものが多いと思います。あまりあれこれ難しく考えないで、抱っこしてと言われたら抱っこしてやる、遊びたいと言われたら遊んでやる、でいいんです。

この基本的信頼感が育っていないと、思春期にどんどん難しい要求を親にしてくることがあります。
思春期は赤ちゃんや幼児のようにかわいくないですからね。

お金を使わないといけないことが増えてくるし、知恵もついてきますから簡単にはいかないでしょう。

でもそんなことより、可愛いあなたの子供たちが生きることが辛くなってしまうかもしれません。

恋愛で傷ついてしまったり、人間関係につまずいたり、その小さな心を痛めることが多くなってしまいます。

幼い子供時代にちょっと望みをかなえてあげ続けるだけで、それを防ぐことが出来るならその方がいいと思いませんか?

親が「子どもを信用できない」と言うのは絶対まずい

子どもを信頼できない親御さんもいらっしゃることでしょう。

でも、子どもが嘘ばかりつくから、もう信頼できないと思っていてもそれを口にしてしまったらそれは絶対にまずいです。

親に「お前は信用できない。」と言われた子はそれ以降親への信頼感を無くしてしまいます。

子どもはひどく傷つくでしょう。

子どもを傷つけても何の解決にもなりません。

何があっても子どもは親には味方でいてほしいものなのです。

子どもを傷つけるより先にやることがあります。

それは、まずは親の方から信頼していることを子どもに伝えて子どもの基本的信頼感を育てることを何をおいても優先してやってください。

親を信じられない思春期の子供にはどう接したらいいのか

思春期の親を信頼できない子供たちには、勉強が出来なければ愛さないというような条件付きの愛情ではなく、どんなあなたでも受け入れて受け止めるよ、と伝える努力をしてほしいなと思います。

親は私のことを信じてくれている、好きでいてくれると子供が確信できるような愛し方をしてほしいとおもいます。

子供が親の愛を確信するような愛し方、育て方をすれば思春期に困るようなことにはならないし、思春期になってしまっているのなら、

今からでも遅くないので子供の望みを叶えてあげるようにしてやってほしいと思います。

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私の育児の考えの基本になるのが「子どもへのまなざし」の著者、佐々木正美先生の考え方です。

子どもへのまなざし

私が佐々木正美先生のことを知ったは、上の子の幼稚園の園長先生がこの本を紹介してくれたからでした。

「20歳のうちの子に佐々木先生のおっしゃる通りにしたら変わったのよ!これ、本当におすすめだからぜひ読んで!」ってこの本を貸してくれたのが最初です。

佐々木先生はもうお亡くなりになってしまいましたが、臨床の現場でずっと子供たちに接してきた児童精神科のお医者様でした。

私は先生の講演には何回も出かけてその優しい語り口のお話を聴きました。

穏やかな暖かい話しをしてくださる先生で、お話を聞いて帰るときには早く子供たちに会いたくてたまらなくなるほど子供たちが愛おしくなりました。

この本は佐々木先生の優しい語り口がそのまま書かれている本です。

育児の基本的な親の接し方を知ることができます。

ここで得た内容は子どもが成長しても色あせない根本的な接し方ですから、思春期にも親子関係は良好のままです。

もし、育児に悩まれているのなら、この本をお読みになることをお勧めします。

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