勉強できない子どもでも基礎学力をつける親の接し方と本人が感じる幸福感

基礎学力がしっかりしてる頭の良い人の特徴は?

遅まきながらドラゴン桜を読んでいます。

ドラマで放送された阿部寛さんが弁護士役で出ていたあの、ドラゴン桜です。

そう!東大一直線のドラマの原作になったマンガです。

これを読んでいると、誰でも東大に入れると思えちゃうから嬉しいです。

楽しいですよ~

東大なんて簡単よ~、うちの子もきっと入れちゃう~

なんて気持ちになれてしまうので夢がいっぱいふくらみます。

本当はそんなに簡単なものじゃないのですけれど。
(血ヘドはくまで勉強したと言った人がいましたから…)

私の周りにも東大生だった方(卒業生)はいらっしゃいますが(おじさん…おじいさん?ばかり)、みなさんひとことで言うと頭が良いなと思わせますね。

そこで頭が良いと思わせるのは何なのかな?と考えていたんです。

私の知っている10人くらいの方たちに共通する要素なのであまりアテにならないのですが。

1.理解力がある。
2.おだやかである(衝動的ではない。)
3.ものごとを知っている。(記憶力がよい。)
4.論理的(筋道の通った話し方をする。)
5.自分に対する良いイメージを持っている。

頭の良さは勉強が出来る出来ないではなくて、上に書いたような特徴があると頭が良いなと私は感じます。

ですから東大生でなくてもこういう特徴を持った方はたくさんいらっしゃいます。

私は東大が良いと思っているわけではないのです。

が、私の考える頭の良さ(あくまでも私の価値観です。)はある程度の学力のある方が持っていることが多いです。

親の接し方で子どもの学力は違ってくる

そして、親の接し方で子供の基礎学力は多少は違ってくると思っています。

例えば本の読み聞かせを習慣にするとか、リビングに地図を貼るとか、わからない言葉を辞書で引く習慣をつけるとか。

私は基礎学力養成を意識して子供に接している部分もありますし、無意識にそうしている部分もありますが、学力ということに関しても親の考え方や行動が子供を変えると思ってそうしています。

また、勉強は机にへばりついてやらせるだけではないとも思っていますし、小さければ小さいほど、生活の中でしつけと同じように日常的に教えていくものだと思っています。

子どもの学力アップには「先行体験」が必要

吉本笑子さんという方の本を時々図書館で借りて読むのですが、この方は「先行体験」が大切だと仰っています。


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学校で習うお勉強はそれまでの家庭でどんな体験をしてきたかで子供の脳裏に焼きつく印象の濃さが違うと。

要するに学校で習う前に家庭で日常生活で先行体験をすることによって子供が新しい単元を身近に感じて理解できるようになるのだということを仰っています。

私も自分自身でそれを感じて育ったので先行体験の大切さは身にしみています。

というのは、九九。

私には二つ年上の姉がいるので姉が九九を勉強するときに知らず知らずのうちに聞いたり見たりしていたんですね。

自分が習うときにはもう言えてたんです。

不思議ですね~

今にして思えば先行体験だったんだ!と思います。

ドラゴン桜でも子どもの学力を伸ばすには小さい頃の親の接し方が大切と書かれている

ドラゴン桜の中で特別進学クラスの担任で弁護士の桜木が先生方に話す内容に時々出てくることに、小さい頃の親の接し方が大切というものがあります。

例えば論理的思考を身に着けるためには親がしつけをする際、命令調に「~しなさい。」という言葉はなるべく避け、「どうしてだと思う?」「なぜだと思う?」と問いかけることが必要だということや、子どもからの相談への答え方を示した際の「子どもの言葉を繰り返す」ということなど。

これらは頭ごなしに叱るということとは全く反対の親の行動です。

どうしてだと思う?と聞くことによって子どもは親から押し付けられるのではなく、自分の考えをもとに今までの誤った行動を変えていけます。

それだけではなく、結論→理由 という論理的思考の基本を毎日の生活の中で学ぶことが出来るんです。

相談してきたこどもの言葉を繰り返すというのは、夫との会話や子どもとの会話の方法としての傾聴ですね。

親が傾聴するメリットは、自分の言葉を他人の口から聞くことで子供が客観的になれること

ドラゴン桜では「A大学に行きたいけれど自信がなくなってしまったのでレベルが下がるがB大学に志望を変更したいと思うんだけど、どうしよう。」と相談されたときに親が何と答えるかというものが書いてありました。

「今更何を言ってるんだ。」

「自分の好きなようにしなさい。」

「どうしてそんなこと言い出すの?」

こんな風に答えてしまいがちですが、この場合は「B大学に志望を変更したいと思っているんだね。と子どもの言葉を繰り返したり、「不安に思っているんだね。」など気持ちを代弁してやるととよいとおもいます。

このように自分の考えや気持ちを他人の口から聞くことによって客観的に自分を見つめることができるんです。

すると混乱状態から少し霧が晴れてきて子どもは冷静にものごとを考えられるようになります。

親の考えをストレートにぶつけるのではなくワンクッション置くとも言えると思います。

子どもは親の考えや気持ちを押し付けられるのではなく、自分自身で考える方向性を親に導いてもらえることで親に受け入れられていると思えます。

勉強的なことを教える際も同じです。

押し付けるように勉強しなさいと言うのではなく、日常生活でコツコツ少しずつ教えられている子は素直に物事に取り組むことが出来ます。

そして日常生活で行っていること(料理・片付け・親との会話など)=先行体験をしていることが多いので学校の授業で初めて出会うことでも別のことで体験したことを応用できるのですんなり入っていけるんです。

私は上記のように心がけて生活していますが、全て出来ているわけではありません…

日々忙しく生活しているのであれもこれもと思いますが思っているのと行動はなかなかリンクしませんね。

しかし心がけているかいないかは毎日の積み重ねですから、思春期になったときに大きな差となると実感しています。

頭の良さと人生に対する幸福感はリンクしない

さて、このテーマで書いてきた最初の頭が良いと思わせる条件ですが、しかし、本人が感じている幸福感とはなんら関係がないことをお伝えしておきたいと思います。

この幸福感、これはお勉強が出来るとか東大を卒業したとか、大企業で働いているとかそんなこととは全く関係がないんだなということを知ってしまったのでここに書いておきたいと思います。

小学校から高校まで国立で、大学も国立(残念ながら東大ではありませんが…)を卒業し有名企業でもうすぐ部長か?という男性がいます。(40代前半)

この方が仰っていたことです。

自分はいわゆるエリートコースを歩いてきたけれど、今現在まったく幸せではないと言い切るのです。

そして自分の周囲の方たちも(要するにその方の会社の方ということでしょう。)幸せそうなやつはいない。

自分は小さい頃から親に勉強しろと言われて勉強してきた。

自分から勉強しようとか勉強したいとか思ったことは無かった。

いつも親の顔色をうかがってきた。

何かを決めるのがとても怖い。

自分で決断をすることが怖い。

決めなければいけないことややらなければいけないことを先延ばしにしてしまうことが多い。

自分の周りの人たち(家族?)を幸せにしてやることも自分が幸せだと思うことも出来ない。

小学校からお受験をして高校も大変入学偏差値の高いところに入学し国立大学を卒業し、大企業に勤めてまもなく部長。

こんな経歴を見たらとても幸せなんだろうなと思うのが普通です。

ところがこの方は大変疲れていらっしゃいます。

精神的にへとへとになっている印象を受けます。

実際こういう方は人から良く評価されようと外で頑張ってしまうので、家ではぐーたらしてしまうことが多いのですが、ぐーたらすることにも罪悪感を持ってしまい、くつろげないのだそうです。

いつも精神的に突っ張っている状態。

大変辛いと思います。

そしてこんな姿を見せられているこの方のお母様は大変心配しているようですが、心配するしか出来ないよね、仕方ないよね、とこの方は仰います。

お母様はもうきっと60代後半か70代でしょう。

こんなに年を取ってもまだ子どものことで心配しなければならないのは本当にお気の毒です。

そして、この方、頭がいいなと思わせる要素をお持ちです。

人間の幸福感は頭が良いとか、良い大学を出ているとか、良い企業に勤めている、お金がある、そんな外側のことで感じるものではないのですよね。

実際、多くの人がそれを実感しているはずなのに、子どもにはゲームばかりしないで勉強しなさい、なんて言ってしまうことが多いのは、勉強さえしていればある一定の地位は獲得できると思っているからでしょうか?

ある程度の良い大学に行って、成績が良ければ、大企業に入社できて、そこそこ稼いで、自立してくれる、そういう思いがあるのでしょうか?

確かにあります。

私にもあります。

2007年に前ブログで書いた記事を編集しなおしました。

2018年1月4日追記 子どもの幸せな将来を目指す育児を

今でもある程度の大学に入学すればある程度の会社に入れて、生活するための給料は保証されると思えます。

その可能性は高いでしょう。

でも、毎日遅くまで働いて平日は自分のことはほとんどできません。

土日にやろうと思うけれど家族がいたり、疲れていたりして結局できずじまい。

最近はワークライフバランスということが言われているのでだいぶましになっているのかもしれませんが、何のために生きているのかと思いながら、だましだまし生きている人も多いと思います。

人生100年時代を迎えて、子どもたちがもっと充実した人生を送れるような社会に早くならないかなと『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略 』という本を読んで2019年のお正月に切に願う私です。

私の育児の考えの基本になるのが「子どもへのまなざし」の著者、佐々木正美先生の考え方です。

子どもへのまなざし

佐々木先生はもうお亡くなりになってしまいましたが、臨床の現場でずっと子供たちに接してきた児童精神科のお医者様でした。

私は先生の講演には何回も出かけてその優しい語り口のお話を聴きました。
穏やかな暖かい話しをしてくださる先生で、お話を聞いて帰るときには早く子供たちに会いたくてたまらなくなるほど子供たちが愛おしくなりました。

子どもの心を育てることでメンタルの強い子や社会性のある子に育ってほしいと思われるならこの本をお勧めします。

これからの子どもたちには、思考力がものをいう時代がやってくる

小学校で必修となるプログラミングでは何をするの? 小学校でプログラミング言語はやらない 2020年の教育改革でプログラミングが必修に...

これからの“まなび”には、用意された選択肢から正解を選ぶだけでなく、

自ら試行錯誤して答えを導きだし、

それを人にわかるように説明することが求められます。

これからの子どもたちに必要な力を自然と楽しく学べます。

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